2006年12月25日
【目的と目標の違い!】
【目的と目標の違い!】
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こんにちは!
トータルテニスプランニングの戸村です。
今日はメンタルトレーニングの第4弾です。
簡単に実践できるメンタルトレーニングのポイントは下記の4つでしたね。
・ 意思の力について
・ 自己防衛本能について
・ 知識、知恵の活用について
・ 目的、目標の違いと設定について
今日は目的と目標についてご紹介します。
この両者の違いはお分かりになるでしょうか?
目的は言葉のとおり
「的」です。
つまり、最終到達地点です。
目標は「しるべ」です。
つまり、目指す物ではあるのですが最終到達地点ではありません。
この両者を間違って捉えるとメンタルは崩れてしまうのです。
さて、この両者の違いについてもう少しご説明しましょう。
目的は最終到達地点ですから
常にそのものを目指し、
そこへ到達しなければ目的を達成したとは言えませんね。
ところが目標はあくまでも目的に達する為の目安でしかないわけです。
言い換えれば変更が可能ですし、また達成できなくても別の目標を立てればいいのです。
例えば東京に行く事が目的だとすると
京都や名古屋や静岡はそれぞれ目標になるわけです。
ですから、別に名古屋に必ず到着しないといけないわけではないのです。
場合によっては変更しても東京につけばよいのです。
さて、それではテニスではこれがどういうことになるのかをご説明します。
結論からいうと
試合の結果は目的にはなりえません。
というよりも
試合の結果を目的にするとメンタルは崩れます。
結果は目標にしかなりえないのです。
なぜなら試合の結果は不確定な要素が一杯です。
いくら自分が努力しても相手がそれ以上の調子だと
自分は良い結果を出す事ができません。
風や太陽は自分ではどうする事もできません。
いろいろな不確定な要素が集まっているのです。
そんな不確定要素の集る結果を目的にすると
どうなるでしょう?
目的は最終到達地点です。
つまり、必ず達成するものです。
ところが結果は不確定な要素が一杯です。
このギャップがストレスを生み出すのです。
それが原因でメンタルが崩れるのです。
ところが試合の結果を目標と捉えたらどうなるでしょう?
目標はあくまでも現状の目安としてフィードバックする物です。
ですから、必ずしも立てた目標どおり行かなくても
次の目標を立てればいいわけです。
つまり、試合の結果は目標と捉えるべきなのです。
そうする事でメンタルはストレスを感じることもなく
崩れることもないのです。
メンタルの強いプレーヤーはこの両者を間違えません。
目の前の勝負に対してももちろん集中して全エネルギーを注ぎますが
自分の目的はこの勝負だけが全てではない事を十分に理解しているのです。
その為にプレッシャーを感じるような場面であっても
常に高い集中力を発揮する事ができます。
ところがメンタルが弱いプレーヤーは
目の前の勝負が目的になります。
その為に絶対に結果を出さなければいけません。
その結果一番重要な場面になると
雑念が起こり集中力が下がってしまうのです。
この両者の違いは
「目的」「目標」の捉え方の違いがとても大きいのです。
不確定な要素が入っている物を目的とすると
メンタルはとても不安定なものになるのです。
この二つの違いを理解し、
「目的」「目標」の設定を間違わないようになることで
メンタルは安定し、自分の能力を発揮する事ができるのです。
ご自分なりの「目的」「目標」を今一度見直してみましょう!
きっともっとテニスが楽しくなりますよ!
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忙しいあなたのお時間を頂戴した事に感謝いたします。
それでは、今日はこのへんで!
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