2006年12月17日
【知恵を使おう!】
【知恵を使おう!】
いつもご訪問ありがとうございます。
少しでもあなたのお役に立てますように^^
今日はメンタルトレーニングの第3弾です。
簡単に実践できるメンタルトレーニングのポイントは下記の4つでしたね。
・ 意思の力について
・ 自己防衛本能について
・ 知識、知恵の活用について
・ 目的、目標の違いと設定について
今日は知識、知恵についてご紹介します。
メンタルトレーニングとは私たちの精神活動全てに関わってくるものです。
精神活動とは「知・情・意」の3つの要素から成り立っています。
知とは知性
情とは情感
意とは意思、意欲です。
これらはばらばらに存在するのではありません。
それぞれが関係しあいながらバランスをとっています。
実はメンタルトレーニングとは
この3つの要素をバランスよく成長される事なのです。
この3つのバランスが取れている時
プレーヤーは高い集中力を発揮し、
メンタル的に強い状態でプレーする事ができるのです。
マッチポイントを取られて負けそうになっても
そこから挽回して勝ってしまうような時はこんな状態なわけですね。
ではこの3つの要素のバランスをとる為のポイントについてお話しましょう。
実はこの3つは単独ではコントロールできないように出来ています。
例えば
意欲が湧かない時に「もっとやる気をだして!」と言われても
なかなかやる気は高まるものではありません。
ところが情=情感が高まり「楽しい!」または「悔しい!」と思うと
自然とやる気は高まります。
つまり、意欲が湧いてくるわけです。
同様にして、
「もっと楽んで!」と言われても
楽しく思える物がなければそうそう思えるものではありません。
ところが新しい事を知って「試してみよう!」と思う時
自然と楽しむ事ができるのです。
つまり勝手に情感が高まるわけです。
また「もっと知恵を使って!」と言われても
やる気や意欲がなければなかなか頭には入ってきません。
ところがやる気や意欲がある時は自然と新しい事にチャレンジしたり、
積極的に行動したりして、知識や知恵を勝手に身につけていくわけです。
このように「知・情・意」のそれぞれの要素は
それ単独でコントロールするものではありません。
知は意思、意欲によって
情は知恵、知識によって
意は情感、感情によって
コントロールされているのです。
このサイクルをバランスを取りながら上手くまわして行くためには
知の部分がとても重要です。
今まで知らなかった事や分からなかった事を知るようになると
自然と嬉しくなってきます。
嬉しくなるとやる気がおこります。
その為には自分が興味を持っている事に対して
より細かく追求してみましょう。
そうする事でメンタル面はとても強くなっていくのです。
例えばテニスの試合についてメンタルを強化したいのなら
テニスの試合についてより細かく追求してみましょう。
テクニックのことだけでなく、
「戦略、戦術」や細かい駆け引き、コンディショニングや体調管理
などもっともっと幅広く知識を吸収するようにしましょう。
そして、得た情報から自分なりの知恵を見つけ出しましょう。
その為には実際に試してみなければいけません。
自分が入手した情報から自分なりの仮説によって実験するのです。
そうする事で知恵を身につける事ができます。
そうして、知恵を活用するようになると試合がもっと楽しくなります。
楽しくなるのでやる気や意欲が湧いてきます。
このような状態の時、試合ではとても強いメンタルを発揮します。
負けかけていても楽しいのです。
それは勝ち負けという結果に集中しているわけではないからです。
その結果変なプレッシャーにつぶされる事もなく楽しくテニスを追及できるわけです。
これこそがメンタルトレーニングの目指すものなのです。
本来メンタルトレーニングとは
単に試合に勝つか負けるかというようなものではないのです。
プレーヤーの成長そのものを左右するとても大切な力なのです。
最後までご購読いただいてありがとうございます。
忙しいあなたのお時間を頂戴した事に感謝いたします。
それでは、今日はこのへんで!
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なかなか気持ちを球に乗せられません。
最近気づいたのですが、練習中も、ラリーをゆったり続けている
時はすごくリラックスしているせいか上手く球も返せるのですが
試合形式でやるととたんにイメージはおろか、頭はおしゃべり、
失敗したら凹むという悪循環にはまり、抜け出せません。
スクールでコーチに、昔ながらの方法でフォームやフォーメーション
など習いますが、気にしないようにしようと思っても
根が素直なものですから(笑)すぐに影響されてしまいます。
どう切り替えたらいいのかなあ??
久しぶり~^^
お元気そうですね。
さて、お悩みの件は確かに難しい問題です。
ゆきよんさんだけでなく人間は基本的に影響されやすいものです。
ですから試合になるとなかなか集中できないのはある意味仕方ありません。
今私が指導しているクライアントの方達には
主に「気」をイメージした呼吸法を活用してます。
これはかなり効果があります。
近いうちに紹介したいと思っています。
コメント突っ込ませていただくのは久しぶりです。
僕もまだテニスをし始めた頃は、ただ無我夢中に楽しくやってましたが、やりすぎて一時期飽きかけていました。
でも、ここでブログをはじめたり、プロの試合を見るようになって色んな世界を知ることができたので、また興味がわいてきて、多分一生の生きがいとなるスポーツとなりました。
つぎは高校でどんなことが学べるのか、知れるのか楽しみです^^
なるほど、そんな事があったんだね。
でも良かった^^
テニスは素晴らしいスポーツだから一生続けて欲しいね。
高校でのテニスもきっと楽しい時間になるよ!
がんばって!