2006年06月16日
【ストロークが上手くなるコツ】
【ストロークが上手くなるコツ】
1.イメージ
私達の身体はイメージによってコントロールされています。
フォームやグリップ、フットワーク等の身体の動きは全てイメージが本になり
作られていくものです。
そしてまたボールのコントロールを決定するのもイメージなのです。
イメージが正確になると結果は必ず正確になります。
逆にイメージが間違っている場合は現実とイメージにギャップが起こり
問題は解決されません。
つまり、伸び悩む事になります。
このようにイメージはテニスの上達には最重要の課題なのです。
ところが残念な事にイメージは
眼には見えないものです。
その為にイメージの正確性を確認する事がとても難しいのです。
それにより多くのプレーヤーはイメージの間違いを気付く事ができません。
その結果、イメージと現実の間に起こっているギャップを修正する必要に気付かないのです。
ストロークを上達させる為の一番のコツは
正確なイメージを描いているかを自分自身が知る事です。
その為にはある方法を実践することがとても有効なのです。
2.打点
ボールのコントロールは打点によって決定されます。
但し、打点は場所ではありません。
テニスボールは常に動いています。
その為に、時間を感じる事が必要なのです。
つまり、
「どこで打つか?」ではなくて
「いつ打つか?」
これが大切なのです。
このコツを掴む事ができるとボールのコントロールは驚異的に良くなります。
ボールをコントロールする感覚がよく分からないプレーヤーの多くは
打点を場所として捉えがちです。
その為にいつまでもボールをコントロールするコツが分からないのです。
時間的な打点を感じる為には
・イメージを鮮明にする事
・ボールに集中し、頭の中を無にする事
この二つです。
この二つによってボールをコントロールする事ができるのです。
3.縦のフットワーク
テニスの全てのショットに共通して言える事ですが、
ボールをコントロールする為には
フットワークを使いボールを打ちやすい場所に移動する事が必要です。
ストロークでは特に縦のフットワークが重要になります。
これはボールが地面にバウンドする時の弾み具合に対し正確に移動する為です。
ボールをコントロールするには時間的な打点でボールを捕える事が必要ですが
バウンドに対しての縦の距離を間違えると
この打点で捕える事が著しく難しくなるのです。
その為に「効率の良いフォームやグリップを覚える事ができない」
等の弊害がなかなか改善されないのです
つまり、フットワークはただボールを打てる所へ移動するだけの手段ではなく
テニスの全てに影響を与える最重要の課題なのです。
このようにとても重要な縦のフットワークですが
ただ走って打つ練習をするだけではなかなか身につけることはできません。
「どこに走って行けば時間的な打点で捕える事ができるか」
を感覚的に感じる必要があるからです。
この感覚を持っていないことが
ストロークがなかなか上達する事ができないプレーヤーの
大きな原因の一つです。
4.ボールを飛ばす距離の感覚
テニスのミスの殆どが距離のコントロールミスによって起こります。
左右のミスは案外少ないものです。
これはボールを左右にコントロールするよりも
縦にコントロールする事の方が難しい事をあらわしています。
つまり、上達する為には
ボールの距離をコントロールする事が大切なのです。
ボールの扱いが上手なプレーヤーを俗に
「タッチがよい!」と呼ばれる事がありますが
ボールタッチの良さは誰もが身につける事ができます。
ある事をして、触覚を磨くように練習をすれば良いだけです。
実はとても簡単な事なのです。
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